藻岩蘭。高さ15~30cmの多年草。
北海道藻岩山で最初に見つかり、1999年、遊川博士が新種として発表した。
菌寄生に強くシフトした生活史を展開、全く葉が生じないとの記載文もある。
「5~6月、褐色を帯びた赤紫色の美しい花を総状に多数つける。
埼玉で見た個体は小さな葉を1枚つけていたが、遊川博士によって葉のあるタイプのモイワランと同定されている。
幸いにも埼玉・長野の2ヵ所で観察する機会に恵まれたが、沢沿いのスギ植林地でホダギがあるなど全て共通していた。
長野の産地は5mほど離れた場所にサイハイランが自生していた。
長野の産地で両種が混生していたことはモイワランの起源を知る上で興味深い。
(環境省評価:絶滅危惧ⅠA類)」
木村さん 凄い大発見でしたね
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