4/2015042023443300-101.jpg4/2015042023443301-100 - コピー.JPG奥入瀬の森では、雪が融けた直後にこんな様子があちこちに見られます。
最初、テグスのようにめぐらす姿が大変不思議でした。
聞いてみると「菌糸」とのこと。
菌糸?
何だぁ〜?
分かりやすいのは、「きのこ」です。
私達がキノコと呼んでいるのは、実はこんな姿をしていました。
キノコと呼んでいる分部は「実子体」。
植物なら花の分部でしょうか?
土の中で網目のように広がる菌糸が本体で(写真)、キノコの分部は繁殖するための
構造(胞子を作って飛ばす)
本来は、土の中や樹木に潜んでいますが、雪深い奥入瀬の森では、潜ったつもりの菌
糸が雪解けと共に姿を出すのでしょう。
この地上の菌糸場面は、限られた時期にしか見ることができません。
クモの巣のように、ヤワかと思い優しく触ると意外にも丈夫なんです。
何本もの糸が、目に見える一本の糸になっていました。
私の広がるというイメージは、樹木などの根っこの分裂を想像しますが、
こちらは、格子状というか四角いんですよ・・・
うぅ〜・・・なしてだべ?
いつも歩いている地下では、色んな世界が渋滞しているようですね。
私の頭の中もパニック渋滞中です(^-^;