4/2013011822205100-2013oirase329.jpg先日、友人と十和田湖の「しぶき氷」を見に行きました。
いつもは一人なのに、この日は地元の美しい風景を是非とも友人に見せたいと長靴、防寒着は準備するから行って見ない?と誘ってみた。意外にも、すんなりOKで、びっくり!
奥入瀬の氷瀑をブラブラし、ようやく「しぶき氷」へ。
静かな湖畔をブラブラ・・・
不思議にも、おしゃべりな私達も無言。そしてお互いの時間。
時折、姿が見えなくなると十和田湖に落ちたのではないかとハラハラしましたが、どっぷり良い時間を過ごしていたようです。
小雪のちらつくモノクロの十和田湖は、しぶき氷の青い色が見事でした。私は、とにかく彼女に見てもらったのが嬉しかったんです。故郷を知ってもらいたかったから。
帰りに彼女が一言「静寂だね〜。こんなに音の無い日常にいた事がない。怖いくらいだ。」と・・・
だから冬が良いんだよ。と言いたかったのですが「だよねぇ〜」と。
お昼を随分回っていたので「腹へったなぁ〜」と言ったら。無言・・・。
もう一度「腹へってねーの?」「さっき、朝の残りのおにぎり食べたもん!」
「はっ?いつ?」「さっき、あんたが写真撮りに行っているとき」
「んで一人で食べたの?オラの分は?」「無いよ!」だって。
なんだか、ちゃっかり友人に笑い。
思い出したのが、「岳」島崎三歩の「山での困難は自分一人でのりこえる!」と言った言葉。
こういう事かぁ〜・・・
帰路の途中昼食場所へと向かったが、「なんで、こんなにノロノロなの?」「腹へってアクセルに力が入らないんだよ。」と。
友人が、おにぎり半分くれなかったショックと腹がすきすぎて力が入らなかったのは事実。でも、ノロノロのおかげで、帰りの純白冬枯れが素晴らしかったなぁ。本当に綺麗な奥入瀬の森でした。
お昼にありついたのは、もう3時近かったです。
ここで、反省したこと。
近場で歩きやすい奥入瀬といえども準備は必要だということ。食料・飲み物や着替え装備など。先日の水漏れ長靴でも靴下の替えがなく濡れたまま帰宅。この日は、いつもは持って行く軽食等も無く、しかも雪は歩きたくないと言うほどのド素人を誘いながら、短時間の見学程度であろうと準備なし。
しかし彼女は、どっぷり楽しんでくれた。軽率であった(ーー;) かなり反省です。
誰かが持っていくだろうなどとは、もってのほか!!
「自分の困難は一人でのりこえる」ですね(*^^)v
と感じた「しぶき氷プチ旅」でした。