4/2012051122403100-2012oirase442.jpg4/2012051122403101-2012oirase580.jpg4/2012051122403102-2012oirase585.jpgスプリングエフェメラル・・・
こんな言葉を聞いたことがありますか?
紹介した花達は足元に咲く、春の小さな花です。
雪が残る寒い時期から、雪の融けた日のあたる順番に急いで花を咲かせます。
何でそんなに急ぐの?
木々の葉っぱや植物の葉っぱが出ると、小さいこの子達は日の光にあたることが出来ないのです。
つまり、光合成が出来ず養分を作れない。
と言うことは、子孫を残せない。
で、慌てて芽を出し花を咲かせ命を繋ぐのです。
やがて暖かくなり、辺りの植物が芽を出す頃にはこの子達は葉っぱだけの姿となり、夏の頃には姿形もありません。
一年の大半を土の中で過ごす、この子達を「スプリングエフェメラル」と呼んでいます。

奥入瀬の看板には「春のはかないものたち」、本では「春の妖精」ともありました。
あっという間に姿を消す、強くて可憐な可愛らしい花達・・・
見る度にパワーをもらいます。
今、奥入瀬は正にスプリングエフェメラルの季節です(*^^)v