4/2010110123221300-2010oirase889.jpg最近奥入瀬では、こんな色付きを良く目にします。

「早く真っ赤になぁ〜れ」と日々奥入瀬散策が楽しみです。

さて、紅葉・・・なして赤や黄色になるの!?

不思議〜〜〜〜

樹は寒くなってくると栄養を作るのが困難になってきます。葉っぱにまで養分を送る力を蓄える事が出来なくなるのです。そこで、離層を作ります。離層とは、葉っぱと幹(枝)の間に仕切りを作り、養分が葉っぱに行かないようにします。幹からの養分をもらえなくなった葉っぱは、光合成を行う事が出来ず緑のままではいれません。そこで、葉の中にあるアントシアニン(赤)、カロチノイド・キトサンフィル(黄)の成分が活躍するのです。成分を有効に使い何とか幹にしがみつこうと、赤の成分が多いものは真っ赤に色付き、黄色の成分が多ければ黄金色になります。しかし養分をもらえない葉っぱは、最後の赤や黄色の美しい姿を見せ次第に枯れてお落ちていまいます。
来年の新芽を確認してから・・・・ 感動にウルウル